「電動自転車って、どれを選べばいいの?」
子どもが生まれて、毎日の送り迎えや買い物に自転車を使うようになると、一度はそんな悩みにぶつかりますよね。
実を言うと、我が家でも最初は意見が分かれていました。妻は「子ども2人乗せるなら、電動自転車があると楽だよ」と言うんですが、パパ(私)は「電動自転車って高いし、本当に必要かな?」と懐疑的だったんです。
でも実際に試乗してみたら、その考えはガラッと変わりました。前と後ろに子どもを乗せる「2人乗せ」を想定していたので、安全性はもちろん、乗り降りのしやすさや走行中の安定感がとにかく気になっていました。
購入からもうすぐ3年。春と秋は幼稚園の送り迎えに大活躍で、7〜8kmくらいの距離なら子ども2人乗せでも余裕で走れています(メインで乗っているのはほとんど妻ですが笑)。
この記事では、実際に使い続けて分かったリアルな評価をまとめました。同じように「2人乗せ電動自転車」を検討中のパパ・ママの参考になれば嬉しいです。
ヤマハを選んだ理由|試乗して即決しました
電動自転車を買う前、いくつかのショップで試乗させてもらいました。
そこで「これだ!」と感じたのがヤマハのPASシリーズ。決め手は2つです。
① フロントシートに乗せても視界が広い
ヤマハのPAS Kiss mini un SPには、「コクーンルームプラス」という繭型のフロントチャイルドシートが標準装備されています。
他のメーカーの前乗せシートと比べると形が独特で、最初は「こんなに大きくて前が見えにくくならないの?」と心配していました。でも実際に試乗してみると、シェル形状が絶妙で視界の邪魔にならない。むしろ「子どもがしっかり守られている」という安心感の方が強く感じました。
② 漕ぎ出しがなめらかで安定している
ヤマハの電動アシストは「スマートパワーアシスト」と呼ばれる制御方式で、人の漕ぐ力に合わせてなめらかにアシストしてくれます。
子どもを前後に乗せた状態での漕ぎ出しって、ふらつきが一番怖いんですよね。ヤマハはそこが本当に安定していて、「あ、これなら安心して毎日乗れる」と感じた瞬間でした。
製品スペック
- メーカー・モデル:ヤマハ PAS Kiss mini un SP(2023年モデル)
- カラー:ディープレイクグリーン
- タイヤサイズ:20インチ(重心が低く、小柄な方でも扱いやすい)
- 適応身長:142cm以上(3人乗り時は146cm以上)
- バッテリー容量:15.4Ah(大容量)
- 走行距離の目安:
- 強モード:約53km
- スマートパワーモード:約59km
- オートエコモードプラス:約78km
標準装備のチャイルドシートについて
【前席】コクーンルームプラス(ヤマハオリジナル)

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 1歳(12ヶ月)以上〜4歳未満 |
| 対象体格 | 体重15kg以下・身長100cm以下 |
| シートベルト | 巻き取り式(ワンタッチで引き出せる) |
| 特徴 | 繭型シェルで足元まで包み込む/前面ガードが大きく開く乗せ降ろしラクラク設計 |
使ってみてよかった点
- 冬場、繭型に囲まれているので冷たい風が直接子どもに当たりにくい
- すれ違い時の接触や転倒時に手足が外に出にくい安心設計
- 前面ガードが大きく下に開くので、子どもが大きくなってきても乗せ降ろしがラク
- シート背面に小物入れがついていて、タオルや薄手の手袋を入れるのに地味に便利
- 子どもを乗せない時は、荷物を置くカゴとして活躍! 買い物の荷物や子どもの着替え、お出かけ用品がたっぷり入る。通常のカゴよりも深さがあるので、実は収納力が優秀です
気になった点
- 形が独特なので、市販のレインカバーが対応品を選ぶ必要がある(純正品か「コクーンルーム対応」と明記されているものを選べばOK)
- 子どもを乗せていない時でも、前方のボリューム感はある(見た目の好みによっては気になるかも)
【後席】OGK RBC-015DX2(別途購入)
我が家では後席用にOGK(オージーケー)のRBC-015DX2を別途取り付けました。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 1歳(12ヶ月)以上〜小学校就学前まで |
| 身長目安 | 115cm〜120cm以下 |
| 体重制限 | 20kg以下(クラス25キャリア時)/22kg以下(クラス27キャリア時) |
| 製品重量 | 約3.6kg(軽量設計) |
| シートベルト | 5点式(ラダーロック式で調整簡単) |
| ヘッドレスト | ワイドヘッドレスト(衝撃吸収パッド採用・約90%吸収) |
使ってみてよかった点
- 後ろで子どもが寝てしまっても、ワイドヘッドレストがしっかり頭を支えてくれる
- 5点式ベルトのホールド感が強く、長距離でも安心
- 本体が軽いので自転車全体のバランスが崩れにくい
- デザインがシンプルで車体に馴染みやすい
気になった点
- 座面のクッションがやや薄め。7〜8kmの遠出では市販のクッションを敷いてあげると快適
- たまにベルトがねじれることがあるので、乗せる前にサッと確認する習慣をつけると◎
3年使ってリアルに感じること
走行性能:子ども2人乗せで7〜8kmは余裕
近所の買い物はもちろん、7〜8kmくらいの距離まであれば子ども2人乗せでも普通に走れています。坂道でも安定感があって、ふらつく感じはほとんどありません。
ただし遠出の時は少し工夫が必要で、長距離になるとお尻が痛くなることもあるので後席にはクッションを持参しています。寒い日は薄手の毛布を持っていくことも。それでも子どもたちは「きゃっきゃ」言いながら楽しそうにしているので、こっちまで嬉しくなります笑。

送り迎え:春と秋は自転車が最強
我が家では春と秋、幼稚園の送り迎えに大活躍しています(メインはほぼ妻ですが…本当にいつもありがとう笑)。
信号の多い道でも発進のたびにスムーズにアシストが効くので、ストレスなく乗れているようです。駐輪も20インチで取り回しやすいと言っていました。
バッテリー:週1充電で十分まわせる
毎日の送り迎えと買い物程度の使い方なら、週に1回程度の充電で十分。バッテリー切れを心配して走ったことは今のところありません。
お出かけ:土日の公園はパパの担当!
土日で天気がいい日は、子どもたちを乗せて公園へ。これはもっぱらパパ担当です。
子ども2人を乗せて自転車で公園に向かう時間が、すごく楽しみな時間。走行中も「きゃっきゃ」と子どもたちの声が聞こえて、着いた時には「公園だ〜!」と大喜び。こういう些細な日常が、親として一番幸せを感じる瞬間です。
PAS Kiss mini un SPのおかげで、気軽に家族で出かけられるようになりました。アシストが効くから、7〜8km先の大きな公園もラクに行けます。子どもたちも親も、みんなで楽しめる時間が増えるって、本当に大事だと思っています。
おもしろいこと:長女はまだ前に乗りたい!
実は、上の子(長女)はもう後ろに乗っているんですが、それでも「前にも乗りたい!」と言ってくることがあります。そういう時は、2人きりでお出かけした時、交代で前に乗せてあげることも。前に乗ると視界が変わるのか、いつもより楽しそう。兄弟姉妹で乗り比べて楽しむ、そういう遊び方ができるのも、このシートの優れたところだと思っています。
お祭りや花火大会も自転車で!渋滞なし、どこでも停車OK
地元のお祭りや花火大会も、自転車で行くことが多いです。これが本当に快適。
車で行くと駐車場を探すのに時間がかかるし、帰りの渋滞もすごいですよね。でも自転車なら、そういう心配がゼロ。公民館や公共の場の前にちょっと停車して、そこから花火が見られる。子どもたちも「あ、花火だ!」と気軽に楽しめます。


渋滞もなければ、駐車場代もかからない。子どもたちは自転車での移動も楽しんでくれるし、到着したら即座に花火が楽しめる。こういう「身軽さ」「機動力」は、電動自転車があるからこそ実現できるんだと思っています。
【補足】電動自転車のメーカー選びで迷っている方へ
電動自転車を選ぶとき、「どのメーカーにすればいいの?」と迷う方も多いと思います。
日本市場はパナソニック・ヤマハ・ブリヂストンの3メーカーがシェアのほとんどを占めています。
実は自転車屋さんにも言われたのですが、バッテリーの寿命や保証はこの3社でほぼ差がありません。どれも充電回数700〜900回・約3〜4年が目安で、3年間のバッテリー保証もついています(パナソニックは事前登録が必要)。なお、ブリヂストンの電動ユニットはヤマハと共同開発のモデルが多く、この2社は中身がほぼ同じだったりします。
だからこそ、バッテリーの差ではなく「チャイルドシートの形」「乗せ降ろしのしやすさ」「アシストのフィーリング」で選ぶのが正解だと思っています。
各メーカーの特徴をざっくりまとめると:
| メーカー | 特徴・向いている人 |
|---|---|
| パナソニック | 国内シェアNo.1。漕ぎ出しがパワフルでグッと強いアシストが好みの方に |
| ヤマハ | 電動アシスト自転車の元祖。なめらかで自然なアシスト感。子ども2人乗せの安定感を重視したい方に |
| ブリヂストン | 車体の頑丈さが強み。走りながら充電できるモデルも。電動ユニットはヤマハと共同開発モデルが多い |
子どもを2人乗せて毎日走るなら、漕ぎ出しの安定感とシートの安全性が最優先。そう考えると、ヤマハのPAS Kiss mini un SPは本当に正解だったと感じています。
まとめ
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 走行安定性(2人乗せ) | ◎ ふらつきにくく安心 |
| アシストのなめらかさ | ◎ 発進がスムーズで乗りやすい |
| 前席(コクーンルームプラス) | ◎ 包み込む安全設計・乗せ降ろしラク |
| 後席(OGK RBC-015DX2) | ○ ホールド感◎・長距離はクッション推奨 |
| バッテリー持ち | ◎ 週1充電で日常使いは十分 |
| 取り回しやすさ | ◎ 20インチで重心低め・小柄でも扱いやすい |
子どもを乗せて走る電動自転車は、安さより「安心感」で選ぶのが絶対に正解だと思っています。
PAS Kiss mini un SPは価格帯こそ高めですが、3年乗り続けて後悔したことは一度もありません。むしろ、最初に「電動自転車って必要か?」と迷っていた自分を笑いたいくらい。今では「買ってよかった、本当にそれだけ」という確信しかありません。
前後に子どもを乗せての毎日の送り迎え、土日の公園へのお出かけ、これらすべてがこの自転車で叶えられています。家族の時間が広がる、そういう価値のある買い物だと思っています。
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